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【ピエール瀧被告初公判詳報】(3)「正直ごめんなさいという気持ち」「今は料理や家事で家族をサポート」

東京地裁に入るピエール瀧被告を乗せたとみられる車両=東京都千代田区(撮影・桐原正道)
東京地裁に入るピエール瀧被告を乗せたとみられる車両=東京都千代田区(撮影・桐原正道)

 《コカインを窃取したとして麻薬取締法違反罪に問われたミュージシャンで俳優のピエール瀧被告(52)の初公判。弁護人による被告人質問が続く》

 弁護人「薬物の摂取が違法だということは分かっていましたね」

 瀧被告「はい」

 弁護人「それなのにどうして使ってしまったんですか」

 瀧被告「本当に限られた時間で、1人でストレスなどの解消をしなくてはいけず、ほかのものを見つける時間がない中、違法薬物に簡単に手を出してしまったのは非常に甘かったと思います」

 弁護人「奥さんに相談することはできなかったんですか」

 瀧被告「早朝に家を出て、帰ってくるのは深夜。家内と子供は学校もあり、学校中心の生活サイクルでした。家で明日の準備のために寝ている家族を起こしてまで自分のストレスをぶつけていいものか。できませんでした」

 弁護人「コカインの使用について、取り調べにはきちんと話してきましたか」

 瀧被告「はい」

 弁護人「入手経路についても説明しましたか」

 瀧被告「はい、しました」

 弁護人「なぜ話したんですか」

 瀧被告「(薬物を)使っていたときから、違法ということを分かっていて、いつかはやめなきゃいけないと思っていた。逮捕をきっかけに、そういう世界から足を洗おう、やめようという気持ちになり、そのためには全て正直に話すことが必須だと思いました」

 弁護人「番組や映画も降板になり、ライブも中止になりましたが、関係者に言いたいことはありますか」

 瀧被告「ライブを楽しみにしてくれた人、映画やドラマを楽しみにしてくれた人には正直ごめんなさいという気持ちです。一緒に仕事をしてくれた皆さまには、時間的、精神的に余計な労力を使わせてしまい申し訳ないと思います」

 弁護人「薬物を使うことはもうありませんか」

 瀧被告「二度と手を出すことはありません」

 《質問は瀧被告にコカインを譲り渡したとして起訴されている横浜市の通訳業、田坂真樹被告(48)や現場となったマンション、薬物依存からの脱却に向けた取り組みに及ぶ》

 弁護人「入手元の女性とは今どうしていますか」

 瀧被告「弁護士の立ち会いの下、連絡先を消去して連絡を取っていません」

 弁護人「薬物使用の現場となったマンションはどうしていますか」

 瀧被告「6月30日で解約になります」

 弁護人「薬物との関わりを絶つためにしていることは?」

 瀧被告「薬物依存の(治療)プログラムを受けることが必須だと思い、診察を受けながら、臨床心理士とも面談して進めている次第です」

 弁護人「プログラムを受けて気づいたことはありますか」

 瀧被告「これまで薬物を使っていることについて深く考察したことはありませんでしたが、先生とお話しする中で自分が使ってしまった動機や条件が発見できました。仕事が終わって、夜中1人で孤独感やストレスを抱えてはいけない。そのためには生活の改善が必須と思います」

 弁護人「あなたのことは奥さんが監督するとおっしゃっていますね」

 瀧被告「こういう事件があると、離婚や一家離散という人もある中で家内は一言もそういうことを言わず、これからも支えてくれると言ってくれました。感謝しています」

 弁護人「二度と薬物に手を出さないと約束できますか」

 瀧被告「はい、約束します」

 《念を押すように聞く弁護人に対し、薬物の再使用についてきっぱり「使わない」と宣言した瀧被告。続いて裁判官から質問が飛んだ》

 裁判官「通院以外の時間は何をしていますか」

 瀧被告「外に出ることはできないので…。本当は関係者の方に謝りにいかなければならないのですが今はできない状況です。家にいるので料理とか、家事を率先してやって家族のサポートをしています」=詳報(4)に続く

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