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元農水次官「川崎の事件が頭に浮かんだ」と供述 長男刺殺

熊沢英昭容疑者=3日午前8時29分
熊沢英昭容疑者=3日午前8時29分

 東京都練馬区早宮の自宅で長男の胸などを包丁で刺したとして、警視庁練馬署に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された元農林水産省事務次官の無職、熊沢英昭容疑者(76)が「川崎市の20人殺傷事件が頭に浮かび、息子が周囲に危害を加えないようにしようと思った」という趣旨の供述をしていることが3日、捜査関係者への取材で分かった。

 同署は同日、熊沢容疑者を送検。先月28日に川崎市多摩区で起きた殺傷事件を機に、熊沢容疑者が長男、英一郎さん(44)に対する殺意を強めたとみて、詳しい経緯を調べている。

 死亡した長男の英一郎さん(44)の傷が十数カ所に上ることが判明。胸や腹など上半身に集中していたほか、自宅で殺意をほのめかすメモも見つかっており、強い殺意があったことがうかがえる。

 捜査関係者によると、英一郎さんは10年以上前から都内の別の場所に住んでいたが、本人の希望で5月下旬から実家に戻っていた。別居中にはごみ出しをめぐり近隣住民ともめることもあったという。

 熊沢容疑者は「(英一郎さんは)ひきこもりがちで、家庭内では暴力や暴言があった」と説明。「身の危険を感じた」とも供述し、練馬署は家族間にトラブルがあったとみている。

 事件の数時間前には、近所の小学校であった運動会の音がうるさいと腹を立てた英一郎さんと熊沢容疑者が口論になったという。

 事件は1日午後3時半ごろに発生。熊沢容疑者が「息子を刺し殺した」と自ら110番した。英一郎さんは、1階和室の布団の上に倒れた状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

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