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「誰でも良かった」無差別襲撃、後絶たず

複数の人が刺され、騒然とする現場付近=28日午前8時39分、川崎市多摩区
複数の人が刺され、騒然とする現場付近=28日午前8時39分、川崎市多摩区
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 通行人や幼い子供らを狙った無差別殺傷事件は、これまでもたびたび発生している。「死刑になりたかった」「誰でも良かった」。犯人の動機には身勝手なものが目立ち、被害者との接点があるケースは少ない。

 最も有名なのが、平成13年6月に大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)で起きた児童殺傷事件だ。包丁を持った男が侵入して児童8人を殺害し、教師と児童計15人に重軽傷を負わせた。

 男は逮捕後の取り調べで、「付属小はエリート校で、インテリの子供を大勢襲えば確実に死刑になると思った」と供述。学校そのものを標的にしていたことを明かした。

 20年3月には茨城県土浦市のJR荒川沖駅とその周辺で男が包丁を振り回し、男女8人が刺されて1人が死亡、7人が負傷した。「誰でもよかった。人を殺したかった」と供述した男は、4日前にも別の男性1人を刺殺する事件を起こしていた。

 同年6月には、東京・秋葉原の歩行者天国に男がトラックで突っ込んで通行人を次々とはねた上、大型ナイフで通行人を次々と襲撃する事件が発生。7人が死亡、10人が負傷した。

 逮捕された元派遣社員の男は、「人を殺すため秋葉原に来た。生活に疲れ、世の中がいやになった。誰でも良かった」と供述。事件前には、インターネットの掲示板に犯行予告を書き込んでいた。

 22年6月には広島市安佐南区と広島県府中町のマツダの工場で、元期間従業員の男が車を暴走させて出勤中の社員を次々とはね、1人が死亡、11人が重軽傷を負った。男は「会社をクビになり、恨みがあった。むしゃくしゃして人をはねた」と動機を話した。

 24年6月には大阪の繁華街・ミナミの路上で、男が男女2人を包丁で刺殺。逮捕後、男は「自殺しようと思ったが死にきれず、人を殺せば死刑になると思った」と打ち明けた。

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