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特殊詐欺防止へ水際対策呼びかけ、和歌山県警が協議会

金融機関関係者らが出席した和歌山県特殊詐欺被害防止対策協議会=和歌山市
金融機関関係者らが出席した和歌山県特殊詐欺被害防止対策協議会=和歌山市

 全国的に後を絶たない特殊詐欺被害について、今年4月末現在の和歌山県内の被害は10件で、昨年同時期より12件減少、被害総額は約1800万円で昨年同期(約7800万円)の4分の1程度になったことが分かった。ただし、被害者の7割は高齢者が占めるという。県警は27日、被害防止へ県下の金融機関やコンビニエンスストア事業者などに呼びかけて、県特殊詐欺被害防止対策協議会を和歌山市内で開いた。

 県警によると、4月末までの被害10件中5件は、警察官などを名乗り直接被害者宅を訪れてキャッシュカードをだまし取る「手交型オレオレ詐欺」。また、3件はコンビニなどで電子マネーカードを購入させ、番号を聞き出す「電子マネー型架空請求詐欺」となっている。

 県内では5月になっても、白浜町の60代男性と和歌山市の40代女性がギフトカード「WebMoney」を購入させられ、電子マネー50万円分をだまし取られるなど被害が相次いでいる。

 27日の協議会では、県警の檜垣重臣本部長が「詐欺の手口はますます悪質、巧妙化しており、水際対策の協力をお願いしたい」とあいさつ。毎月10日を「特殊詐欺被害防止強化の日」と定め、直近の詐欺被害の情報を共有して啓発活動を活発化することなどを申し合わせた。

 県警生活安全企画課は「誰かにお金を要求されるメールや電話、はがきが届いたら危険。まず警察に相談してほしい」と注意を呼びかけている。

 ■今年発生した特殊詐欺の被害事例

 【手交型オレオレ詐欺

 和歌山市内の70代女性宅に警察官を名乗る男から「犯人が持っていた名簿にあなたの名前が載っており、口座を凍結する必要がある」と電話。自宅を訪問した男に言われるままキャッシュカードを封筒に入れた。封筒は返却されたが、女性が目を離した隙に封筒の中身を別のものに入れ替えられており、男が持ち帰ったキャッシュカードから約250万円をだまし取られた。(3月)

 【電子マネー型架空請求詐欺

 和歌山市内の60代女性の携帯電話に「登録料金未納」と記されたメールが届き電話があった。男から、コンビニで「アマゾンギフト券」を購入しギフト番号を連絡するよう求められた。1カ月にわたり番号を伝え続け、計約820万円分の電子マネーをだまし取られた。(1月)

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