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元東洋英和院長の「読売・吉野作造賞」受賞取り消し

 著書執筆に際し捏造(ねつぞう)や盗用があったとして懲戒解雇された東洋英和女学院元院長の深井智朗氏をめぐり、読売新聞社と中央公論新社は17日、深井氏の著書「プロテスタンティズム」(中央公論新社)を対象に昨年授与した読売・吉野作造賞を取り消すと発表した。

 読売新聞社などが深井氏へのヒアリングなどを行った結果、同書に不正行為は認められなかった。だが、大学の調査委員会が今月10日、別の著書「ヴァイマールの聖なる政治的精神」などに捏造と盗用があったと認定したことを受け、同賞の選考委員会は「深井氏には研究者倫理の欠如が認められ、研究姿勢に重要な問題がある」と判断。「授賞取り消しが相当」とした。

 読売新聞グループ本社広報部は「授賞を取り消す事態となったことは誠に遺憾です」とコメント。同書は今月7日以降、出荷停止措置となっている。

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