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2審は賠償額594億円、オリンパス損失隠し

 オリンパスの巨額損失隠し事件を巡り会社に損害を与えたとして、同社と株主が菊川剛元会長(78)ら旧経営陣に賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は16日、計約590億円の支払いを命じた1審東京地裁判決を変更し、賠償額を約594億円に増額した。菊川元会長ら3人について6億円余り増やした一方、元社長ら4人への賠償命令は取り消した。

 高裁の阿部潤裁判長は1審と同様、菊川元会長と森久志元副社長(62)、山田秀雄元常勤監査役(74)=いずれも金融商品取引法違反などで有罪が確定=の3人が損失隠しを主導したと認定。オリンパスが平成19~23年、株主に違法な配当を実施した分として約587億円の賠償責任があるとした。これに、法人としての同社が刑事事件で有罪判決を受けて支払った罰金分7億円を追加した。

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