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故新井淳一さん宅が全焼 大量の布作品焼失

 ファッションの発展に寄与したことで知られ、2017年9月に85歳で死去した故新井淳一さんの群馬県桐生市の自宅が14日に火災で全焼し、保管されていた大量の作品が焼失したことが15日、遺族への取材で分かった。

 新井さんはさまざまな繊維素材を組み合わせる手法で新しい布を発明。世界的なファッションデザイナーの三宅一生さんらに作品を提供した。自宅には30代ごろから創作してきた布が大量に置かれていたといい、長女の夫、新井正直さん(63)は「数千以上の膨大な試作品が全部燃えてしまった。実際にこんなことが起きるとは信じられない」と話した。

 県警などによると、火災は14日午後6時40分ごろ発生。1人で暮らしていた妻利子さん(86)が気付き、自ら119番した。木造平屋が全焼し、近隣の建物にも延焼したが、けが人はいなかった。

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