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合議なのに単独で判決? 「手続き違法」差し戻し 東京地裁

 東京地裁の民事訴訟をめぐる控訴審判決で、東京高裁の阿部潤裁判長は9日、1審は裁判官3人による「合議体」での審理を決定したのに、記録上は裁判官1人で判決が言い渡された形となっており「手続きが違法だ」として、1審判決を取り消し、審理を地裁に差し戻した。

 判決などによると、この訴訟は、千葉県の男性が昨年5月、警視庁による交通違反の取り締まりが違法だとして、東京都に損害賠償を求めて提訴した。地裁は7月、合議体で審理すると決定。12月の判決で、男性の請求を棄却した。

 だが、法廷に立ち会った書記官が作成した「口頭弁論調書」には、判決言い渡し日の手続きに関与した裁判官名が1人しか書かれておらず、調書の認め印欄は、別の裁判官の印影があった。高裁は「調書では裁判官が単独で言い渡したと記載され、3人が列席したことを証明できない」と指摘。認め印欄の裁判官とも名前が一致せず「調書は無効だ」と判断した。

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