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ゴーン被告公判、分離せず 9月撤回、年明けも

25日、保釈され東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告(中央)=東京都葛飾区(桐原正道撮影)
25日、保釈され東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告(中央)=東京都葛飾区(桐原正道撮影)

 役員報酬を有価証券報告書に過少に記載したとして金融商品取引法違反罪で起訴されたカルロス・ゴーン被告らの公判について、東京地裁は26日、共犯として起訴された前代表取締役、グレゴリー・ケリー被告(62)、法人としての日産自動車と分離しないことを決めた。また、初公判を9月に開くとの見通しを撤回。年明けにずれ込む可能性が出てきた。

 法曹三者による協議が同日行われ、ゴーン被告と、ケリー被告、日産の弁護人らが参加。関係者によると、裁判官は「日産の法的責任は代表取締役だったゴーン、ケリー両被告の行動によるので、別々に判断するのは適切ではない」として分離しないと決めた。

 ゴーン被告の弁護人は「(捜査に協力した)日産と検察は一体で、同じ裁判官が審理するのは不公正」などと別々の裁判官による審理を求めていた。

 地裁は弁護側が同意しなかった供述調書は証拠採用せず、証人尋問を行う方針も示した。幹部が検察側と司法取引に応じた日産と、起訴内容を否認するゴーン、ケリー両被告の双方に対して公平に判断する狙いがあるとみられる。

 一方、ゴーン被告だけが起訴された特別背任罪については、第1回公判前整理手続きが5月23日に開かれる予定。

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