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横浜事件、上告認めず 弁護団ミス、最高裁

 戦時下最大の言論弾圧とされる横浜事件で特高警察による拷問を受けたとして、元被告2人=再審で免訴確定=の遺族が国家賠償を求めた訴訟は、弁護側が期限内に必要な書面を提出しなかったため上告を認めなかった東京高裁決定が確定した。最高裁第3小法廷(林景一裁判長)が、高裁決定を不服とする遺族の特別抗告を棄却する決定をした。23日付。

 弁護団は、賠償請求を棄却した昨年10月の高裁判決を不服とする上告理由書の提出期限を失念。期限が過ぎた今年1月8日に出したが、高裁は民事訴訟法の規定に基づき却下した。

 判決によると、「中央公論」の編集者だった故木村亨さんらは昭和18年、共産党の再建を図ったとして治安維持法違反の疑いで逮捕され、拷問を受けた。有罪判決が確定したが、平成17年に再審開始が決まった。同法の廃止を理由に、有罪、無罪を判断せずに審理を打ち切る免訴判決が確定した。

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