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福島・除染業者が30億円申告漏れ 役員報酬「過大」と指摘

土木工事会社「相双リテック」が入るビル=16日午前、福島県いわき市
土木工事会社「相双リテック」が入るビル=16日午前、福島県いわき市

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染を下請け受注した福島県いわき市の業者が仙台国税局から、平成28年12月期までの3年間の役員報酬が過大だとして、約30億円の申告漏れを指摘されていたことが16日、関係者への取材で分かった。

 業者は土木工事会社「相双リテック」。民間信用調査会社によると、事故後の12年1月に設立。今月10日に避難指示が一部解除された福島県大熊町で大手ゼネコン「清水建設」の下請けとして除染を手掛けた。

 業績は拡大し、売上高は24年の約19億円から、27年には約111億円、28年は約105億円に達した。大半を清水建設から受注していたが、30年4月以降は同社との取引関係は解消していた。

 関係者によると、相双リテックで28年12月期までの3年間に支払われた役員報酬は約76億円。うち申告漏れにあたるのは約30億円で、代表取締役会長の報酬だった。

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