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ゴーン容疑者の送金操作、まるで資金洗浄

 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(65)がオマーンの販売代理店に日産資金を不正に支出したとされる特別背任事件は、14日で逮捕から10日となる。資金ルートは、租税回避地に設立したペーパーカンパニーや友人の個人口座などが多数介在、複雑化しており、検察関係者は「まるでマネーロンダリング(資金洗浄)」と表現する。一方、ゴーン容疑者は黙秘に転じるなど対決姿勢を改めて鮮明にしている。

「時間の無駄では」

 「お話しすることは何もない」「これは時間の無駄ではないか」「弁護士の助言に従う」

 3月に保釈された後、再び勾留され、東京拘置所(東京都葛飾区)で取り調べを受けているゴーン容疑者。昨年11月の逮捕以降、検事の調べに、ときに激しい口調で容疑を否認してきた。弁護人の高野隆弁護士は今月12日、自身のブログで、取り調べにこう述べて黙秘していることを明らかにした。

 特捜部は今回、これまでとは別の検事を取り調べに当たらせていたが、数日後には最初の逮捕から担当してきた検事を再投入した。ゴーン容疑者が態度を硬化させたためとみられる。

 東京地裁は12日、特捜部が求めた10日間の勾留延長請求を、22日までの8日間に短縮して認めるという特捜部の事件では過去にほとんど例のない決定をした。勾留をめぐっては、弁護側が取り消しを求めて最高裁に特別抗告するなど強く反発してきた経緯があり、事件は裁判所も巻き込み、異例の展開となっている。特別抗告は12日付で棄却された。

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