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缶バッジで痴漢防げ! 女子高生被害きっかけに

 「被害者に立ち向かわせるのか」「痴漢にねらわれやすいと、逆にバッジが示すことにならないか」-など、不安の声も聞かれたが、バッジの利用者からは「安心して電車に乗れるようになった」「痴漢被害がぴたっとやんだ」など、支持する多数の声が寄せられているという。松永さんは「本来は、バッジをつけずに、安心して電車に乗れる社会になって」と話した。

 松永さんのアイデアに、鉄道事業者からも賛同する動きが現れた。大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)なんば駅で28年、オリジナルの痴漢防止缶バッジが配られるようになったのだ。

 缶バッジは、同駅の駅長だった松山清史・現日本橋管区駅長(59)が、職員とつくったものだった。松山さん自身、娘が高校生のころに痴漢被害を受けた経験があり、「安心して乗れる電車を目指すには、社会全体で『痴漢を許さない』という機運を高めるしかない」と思ったという。

 バッジは現在も職員が業務の合間をぬって手作りしており、昨年度は約5400個を制作し、なんばや梅田など7駅で無料配布した。今年度も配布を予定しており、松山さんは「なんば発の取り組みがメトロ全体に広がり、やがて関西の鉄道から痴漢をなくす力になれば」と期待を寄せる。

     ◇

 痴漢抑止活動センターの痴漢抑止バッジは、大阪メトロ内のローソン全店と南海電鉄のアンスリー一部店舗、コクミンドラッグ全国40店で販売。インターネットサイト( https://tarjk.thebase.in/ )でも購入できる。   (木ノ下めぐみ)

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