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「ビジョンなき経営幹部にうんざり」 ゴーン容疑者の発言全文

 それらの名前は皆さんご存じです。今回の汚いたくらみを実現させるべく仕掛けた多くの名前を挙げることができます。真相や事実が明らかになることを願っています。しかし、結局のところ、この間、私は自分の事件だけに苦しめられてきたわけではありません。一体誰が、日産のかじ取りをしてくれるのか、ブランドを守っているのか、企業価値を守っているのか、株主の利益を守っているのか。株価の下落と業績の低下を目にしながらも、幹部たちは、あれはしない、これはしないと言って、それと同時に、今後何をするのかも言わず、未来のビジョンもなく、日産の業績を向上させるためのビジョンもなく、アライアンスの将来をより強化するためのビジョンもなく、自らを誇っている現経営幹部たち。それを見ることは非常に悲しいことです。私にとっては本当にうんざりさせられることです。

 19年から20年もの年月をかけて、これらとは真逆なこと、つまり、企業価値を創造し、ブランドを強化してきた人間にとって、今のように退廃して無頓着になっているのを目にすることは本当に辛いものです。

 私は心配です。明らかに日産の業績が低下していることを心配しています。さらには、アライアンスを構築するためのビジョンがあるとは思えないので心配しています。率直に言って、テーブルを囲んでコンセンサスで意思決定をしていくということは、自動車業界ほど競争の激しい産業においては何らのビジョンをも生み出しません。将来像を見せなければなりません。これから未来に向けて私たち(日産アライアンス)の役割は何なのかについて明確にする必要があります。必要な時にはリーダーシップを発揮しなければいけないものです。

 そして、リーダーシップというものは、会社にとって良いことのために発揮されるものであって、(コンセンサスによる)妥協の産物を目指すものではありません。これは「独裁」などではなく、 「リーダーシップ」なのです。いかなる会社でも行われていることです。

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