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「ビジョンなき経営幹部にうんざり」 ゴーン容疑者の発言全文

 私が皆さんにお伝えしたい2つ目のメッセージは、私は日本を愛し、日産を愛しているということです。もし愛情や愛着、心からのつながりがなければ、20年間をその国で過ごしたり、20年間をその会社でリーダーとして務めることなど誰もしないでしょう。そして、この20年間の年月に非常に多くを成し遂げ、非常に多くの結果を残してきました。私が1999年に日本に来たのは、打算によるものではありません。私が1999年に日本に来たのは、この国に魅了され、日産を再生するという挑戦に心を躍らされたからです。

 そして、私が、初めて日本にきたときから全てのキャリアを日産のリバイバルプランにささげてきたことを皆さんよくご存じだと思います。日産で働く数十万人の勤勉な方々、とりわけ日本の方々のおかげで、私たちは大変な成功を収めることができました。日本に対する私の愛情、日産に対する私の愛情というものは、私がいま経験している厳しい試練を経た後であっても、少しも変わることはありません。このことは皆さんにぜひ知っていただきたいし、信じていただきたい。

 日産の仲間たちとともに、日産のために多くのことを行ってきました。それは私の誇りです。日産の仲間たちとともに、日本経済、そして日本企業の経営のあり方にも貢献してきました。これらの全てのことは、この数カ月を経験した後であっても依然として、私にとって何ものにも代えがたい記憶であり、大切な財産です。先々、皆さんにもきっとお分かりいただけるときが来ると思います。

 私がお伝えしたい3点目は、いま起きていることが「陰謀」だということです。これは単に事件ということではありません。言われているような「強欲」「独裁」などという話でもありません。これは、「陰謀」、「謀略」、「中傷」ということです。なぜか。なぜ、なぜこのようなことが起きたのか。それは、何よりもまず、「恐れ」があったということです。

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