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資金還流、複数口座を経由 ゴーン容疑者、隠蔽目的か

日産のロゴマークとカルロス・ゴーン容疑者
日産のロゴマークとカルロス・ゴーン容疑者
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 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(65)がオマーンの販売代理店に日産資金を不正に支出したとされる特別背任事件で、代理店からゴーン容疑者側の口座へ送金する際、複数の口座を経由させていたことが6日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は資金の流れを複雑にすることで、自身への還流を隠蔽するためだったとみて調べている。

 ゴーン容疑者は平成27~30年、子会社の中東日産(アラブ首長国連邦)からオマーンの販売代理店、スハイル・バハワン自動車(SBA)に計1500万ドルを支出させ、うち計500万ドル(約5億6300万円)を、実質的に保有するレバノンの投資会社、グッド・フェイス・インベストメンツ(GFI)に送金させた疑いが持たれている。

 関係者によると、日産資金はSBAの経理担当幹部が自身の個人口座からGFIの銀行口座へ送金しており、この間に複数の口座を経由させていた。これらの口座を所有する会社は実態のないペーパーカンパニーの可能性もあるという。

 特捜部は、ゴーン容疑者のパソコンに残されていたメールのやり取りを入手。ゴーン容疑者がSBAの経理担当幹部にメールで送金を指示し、幹部からメールで報告を受けていたことも新たに分かった。

 GFIに入金された資金は、ゴーン容疑者の妻の会社に流れて大型クルーザー(約16億円)の購入代金に充てられた疑いがあるほか、米国の息子の投資会社にも渡っていたという。

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