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殺人罪で実刑判決の講談社元次長に保釈決定 極めて異例、検察は高裁に抗告

朴鐘顕(パク・チョンヒョン)被告(左)=2017年1月10日午後、東京都文京区(宮川浩和撮影)
朴鐘顕(パク・チョンヒョン)被告(左)=2017年1月10日午後、東京都文京区(宮川浩和撮影)

 東京都文京区の自宅で妻=当時(38)=を殺害したとして殺人罪に問われ、1審で懲役11年の実刑判決を受けた韓国籍で講談社の青年コミック誌「モーニング」編集部の元編集次長、朴鐘顕(パク・チョンヒョン)被告(43)=休職中=について、東京地裁は27日、保釈を認める決定をした。保釈保証金は800万円。検察側は同日、決定を不服として東京高裁に抗告した。これを受け、地裁は保釈の執行停止を決定。高裁が、保釈の可否を判断する。

 否認事件でも早期の保釈が認められるケースが相次ぐ中、凶行犯である殺人罪に問われ、実刑判決を受けた被告の保釈が認められるのは極めて異例。

 会社法違反(特別背任)罪などで起訴された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が、争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが始まっていない段階で今月6日に保釈されるなど、近年、否認事件でも裁判所が早期に保釈を認めるケースが相次いでおり、今回の判断もその流れに沿ったものとみられる。

 東京地裁は今月6日、朴被告は「危険で悪質な犯行」として懲役11年(求刑懲役15年)を言い渡していた。朴被告は公判で「妻は階段で自殺した」として無罪を主張していたが、1審判決は、寝室に妻の失禁の跡や血痕があったことなどから朴被告が寝室で窒息死させたと認定した。

 朴被告は法廷で「間違っています。していません」と叫び、裁判長が注意する場面もあった。

 朴被告は判決を受け、7日に控訴していた。

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