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追悼式「安全登山」誓う 那須雪崩事故2年 参加は2遺族

雪崩事故の追悼式で献花する栃木県の福田富一知事=27日、栃木県那須町湯本の県立なす高原自然の家(根本和哉撮影)
雪崩事故の追悼式で献花する栃木県の福田富一知事=27日、栃木県那須町湯本の県立なす高原自然の家(根本和哉撮影)
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 平成29年3月、栃木県那須町で登山講習中の県立大田原高山岳部の生徒と教諭の計8人が死亡した雪崩事故から2年となった27日、現場近くの公共施設で追悼式が開かれ、遺族や関係者ら約170人が出席した。

 式典では、同校山岳部長の迫田(さこだ)直哉さん(17)が「山への思いを次の世代に語り継いでいくのが大田原高校山岳部の意思。二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、受け継いだ情熱の火を絶やさず、安全に徹した登山を実践していく」と誓った。

 犠牲者の遺族のうち参加したのは2遺族で、26日には遺族らによる独自の追悼式が開かれている。福田富一知事は「県や県教育委員会に不信感があると捉えている。いつかは一緒に追悼式ができるように真摯に向き合いながら遺族に寄り添い、溝をなくしていきたい」と述べた。

 式は県と県教委、登山講習会を開いた県高校体育連盟が共催。県教委の再発防止策などをめぐり、遺族側と県教委の間に溝があり、一部遺族は「一緒に死を悼む気持ちになれない」として式典に参加しなかった。

 雪崩は29年3月27日午前8時半すぎに発生。大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が急斜面で巻き込まれて死亡した。県警は今月8日、事故当日の訓練内容を決めた男性教諭3人が、雪崩の危険を十分に検討することを怠ったとして、業務上過失致死傷容疑で書類送検した。

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