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悪魔払い女児暴行死「防げた」 群馬県が検証、再発防止へ指導

2017年2月23日、北爪順子容疑者のアパートから押収物を運び出す捜査官=前橋市(橋爪一彦撮影)
2017年2月23日、北爪順子容疑者のアパートから押収物を運び出す捜査官=前橋市(橋爪一彦撮影)

 前橋市で平成23年5月、当時1歳4カ月の女児、城田麻雛弥(ますみ)ちゃんが母親の知人の女から「悪魔払い」と称して暴行を受け、死亡した事件で、再発防止策を提言する群馬県の社会福祉審議会部会(部会長=小川恵子・県看護協会監事)は26日、検証結果の報告書を県に提出。子供の状態に着目し適切に対応すれば防げた可能性があるケースだと結論づけ、小川部会長は「再発しないようしっかり取り組んでほしい」と要望した。提言は県内の各市町村と児童相談所に配布される。

 事件は23年5月2日午後に前橋市で発生。霊能力を持つと自称する無職の「中島順聖(せいしょう)」こと北爪順子被告(66)=同市駒形町=が「悪魔払い」と称し、麻雛弥ちゃんを持ち上げ、床に投げつけるなどの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた。前橋地裁は昨年3月9日、懲役9年を言い渡し、弁護側は即日控訴した。

 報告書などによると、前橋市は22年9月から4回にわたり、麻雛弥ちゃんの顔や体にあざがあることを確認。市職員は家庭訪問を行い、母親や麻雛弥ちゃんと面会した。

 だが、母親の受け答えに矛盾がなく、祖父母が同居していたことなどから、家庭訪問も計2回しか行わなかった。

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