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裁判員制度10周年でシンポ 経験者ら体験語る

東京地裁のシンポジウムで経験を語る裁判員経験者ら=19日午後、東京・霞が関
東京地裁のシンポジウムで経験を語る裁判員経験者ら=19日午後、東京・霞が関

 裁判員制度の開始から5月で10周年を迎えるのを前に東京地裁は19日、裁判員経験者や法曹関係者らが制度について語るシンポジウムを同地裁で開いた。法律を学ぶ大学生らが参加し、制度への理解を深めた。

 パネリストとして登壇した東京地検公判部の和田澄男部長は、制度導入に伴って公判前に争点が絞られるようになったとし「迅速な裁判を実施する意味で、10年で大きく変化した」と述べた。また桜井光政弁護士は、書面の証拠より法廷での弁論が重視されるようになったとし「相手を説得する弁護士の能力向上につながった。刑事裁判の質も高くなった」と振り返った。

 裁判員を経験した女性は「同じ証言を聞いても裁判員ごとに受け止め方は違う。生活観が大きく変わり、世界が広くみえるようになった」と話した。男性の経験者は「丸一日メモをとり、話を理解するのに頭をフル回転させた」と公判での負担を振り返り、評議で裁判員に議事録を共有することなどを提案した。

 参加した日大1年の堀口愛芽紗(あがさ)さん(19)は「裁判官の意見も聞いてみたい。制度について学んだことを広めたい」と述べた。

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