PR

ニュース 社会

神宮外苑イベント火災で大学生ら6人書類送検 業過致死傷容疑など

東京・明治神宮外苑のイベント会場で、男児が死亡した火災現場を調べる捜査員。後方は燃えた木製オブジェ=2016年11月
東京・明治神宮外苑のイベント会場で、男児が死亡した火災現場を調べる捜査員。後方は燃えた木製オブジェ=2016年11月

 東京都新宿区霞ケ丘町の明治神宮外苑で平成28年11月、アートイベントで展示されていた木製のジャングルジムのオブジェが燃え、遊んでいた港区の男児=当時(5)=が死亡した火災で、警視庁捜査1課は18日、重過失致死傷容疑で出展した日本工業大(埼玉県宮代町)の20代の学生2人を、業務上過失致死傷容疑で同大の教員(39)とイベントの主催会社の男性社長(70)ら計4人を書類送検した。

 学生らの送検容疑は、28年11月6日午後5時20分ごろ、明治神宮外苑で開催されていたアートイベント「東京デザインウイーク2016」の会場で、木くずを敷き詰めた高さ約2・7メートル、幅約3・8メートル、奥行き約3メートルの木製オブジェの中心部で、白熱電球の投光器を点灯。電球の熱で木くずを燃やし、火災を引き起こしたとしている。男児はオブジェの中心部分にいて逃げ遅れ、火災に巻き込まれ死亡。助けようとした40代の父親も負傷した。

 捜査関係者によると、投光器は学生が夜間の作業用に持ち込んだ。学生らは調べに「あたりが暗くなったので、ライトアップのために作品内部に設置した」などと説明。投光器を設置した約20分後に出火し、数秒で全体に燃え広がったとみられる。

 捜査1課は学生らが高温になる危険性のある投光器を、燃えやすい木くずを敷き詰めたオブジェの内部に設置した行為が、過失にあたると判断。主催者側についても、持ち込まれる機材の確認やスタッフによる見回りなどの安全管理態勢が不十分だったと結論付けた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ