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【太陽光発電は人を幸せにするか】(30) 発電所の土砂が家屋を流した 住民は補償も受けられぬまま

 裁判資料によると、2億3328万円が太陽光発電システム設計会社「FIELD・X」(東京都渋谷区)という会社の口座にアンヌプリ社から入金されたという。確かに経済産業省・資源エネルギー庁の公開資料にも現在のIDの所有者はアンヌプリ社になっている。

 ルクソニアはFIELD・Xに権利を譲渡しており、ゆえに1審判決では、ルクソニアに債権は帰属したことはないと判決したのだが、いずれにせよ、この太陽光発電所は完成までに複雑怪奇な軌跡をたどっているのだ。

 「粉飾疑惑」と騒がれた太陽光発電所も完成し、架空の事業ではなかったということで、解決したかに見えたのだが、別の土砂崩落という問題を引き起こしてしまった。

 流された住宅の隣に住む80歳の女性は「うちの軒下にも土砂が流れこんだ。裏山では夜じゅうゴロゴロと石が転がる音がするし、怖くて眠れなかった」と述懐する。土砂は市道をふさぎ、道の反対側の田んぼを埋めた。このため、用水路が詰まる被害まで出たという。

 地元市議は「どこに責任を取らせればいいのか、皆目見当がつかない」と弱り切っている。下田市は流出した土砂を市が地元業者に頼んで、片付けてもらったが、当然、随意契約で発注したその工事は市が負担したままで、業者側は支払っていないという。

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