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沈黙のゴーン被告 連日外出し悠々 検察は証拠隠滅警戒

大勢の報道陣に囲まれながら、弁護士事務所を出るカルロス・ゴーン被告=12日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
大勢の報道陣に囲まれながら、弁護士事務所を出るカルロス・ゴーン被告=12日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
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 会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、6日に保釈された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)。当初は改めて無実を訴える記者会見を早期に開くとみられたが、保釈から10日が経過しても口を閉ざしたままだ。ただ、連日外出し、高級ホテルや会員制クラブなどで過ごしており、日産資金が流れた「中東ルート」の解明に向けて捜査を続ける東京地検特捜部は証拠隠滅を懸念し、今後の言動に神経をとがらせる。

制限住居は質素

 ゴーン被告は6日に108日間の勾留を経て東京拘置所から保釈され、制限住居とされる東京都内のマンションで家族と暮らしている。関係者によると、マンションは築40年以上の10階建てで、オートロックはなく、広さは約50平方メートル。家賃は20万円前後といい、自身の価値を年間報酬で20億円と自負するゴーン被告にとっては「あまりに質素」(検察関係者)だ。

 だが、連日外出し、家族と公園を散歩したり、外資系高級ホテルやフィットネスジムなどを備えた会員制高級クラブなどで過ごしたりしている。9日には65歳の誕生日を迎え、外資系高級ホテルのレストランで家族と食事を楽しんだという。報道陣に囲まれる場面もあったが、問いかけに「ノーコメント。サンキュー」と答えただけだった。

 12日以降は弁護人の事務所で、パソコン作業をしたり、会議に参加したりしているといい、記者会見や公判に向けた準備を進めているとみられる。

 保釈条件には、事件関係者への接触禁止や通信が制限された携帯電話の使用などが義務付けられたが、ある検察幹部は「保釈条件はザルだからホテルで事件関係者に会っているかもしれないし、他人の電話を借りて海外の事件関係者に電話しているかもしれない」と証拠隠滅を警戒する。

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