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埼玉・川口市側主張に深まる疑念 いじめ問題、問われる第三者委の意義

 とくに、「完全なうそ」と元生徒の母親が憤るのは、元生徒のLINEに加害生徒から、からかいや誹謗中傷した内容が送られた件だ。市側の準備書面では「(送信した内容は)当時のサッカー部副顧問が学校を離れることとなったとき、サッカー部から送るメッセージについてのやりとりで、からかいや誹謗中傷と評されるものではない」とある。

 しかし、実際は、元生徒の友人宅に泊まりにいった加害生徒が、その友人の外出中に勝手にタブレット端末を使った上で、友人になりすまして、からかいや誹謗中傷を投稿していた。後日、友人の母親が「(元生徒を)傷つけてしまう言葉を何度もLINEで送信していたことに気付きました」と元生徒側に謝罪したことからも分かる。

 サッカー部の同級生とつくったグループLINEを元生徒だけ外された事案でも、市側は「女子部員が入ったので男子部員だけのグループをつくり直す目的で全員を一旦退会させた」としているが、女子部員の母親は元生徒側の確認に、「入っていない」「グループLINEがあるのも知らないと言っていた」などと話している。

 第4回口頭弁論で市側は調査報告書と異なる事実関係を示すための証拠を「これから準備する」と述べた。これに、元生徒の母親は「まず証拠を提出すべきで、まるで『これから証拠をつくります』といっているようなもの。ありもしない証拠をどうやって出せるのか」と首をかしげる。

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