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【中国全人代】最高裁トップ「資料盗難」言及せず 告発の裁判官“狂言”で幕引き

北京の人民大会堂で開かれた中国の全国人民代表大会(共同)
北京の人民大会堂で開かれた中国の全国人民代表大会(共同)

 【北京=西見由章】中国最高人民法院(最高裁)の周強院長は全国人民代表大会(全人代=国会)での活動報告で「独立・公正な裁判権の行使を堅持した」と強調した。ただ、最高法院トップの周氏自身が民事訴訟に介入し、資料紛失にも関与したとして元裁判官が告発するスキャンダルが全人代前に勃発。当局側は元裁判官の「狂言」として幕引きを図り、周氏も報告でこの問題に触れなかったが、司法制度への不信拡大には歯止めがかからない。

 周氏は12日に北京の人民大会堂で行った報告で「司法の腐敗」を厳しく処罰する姿勢を示し、「集団に害を及ぼす者」を徹底的に取り除くとした。周氏ら最高法院幹部らを告発した王林清裁判官を念頭に置いた発言とみられる。

 王氏は昨年12月以降、巨額の炭鉱開発権が絡む民事訴訟に周氏らが介入し、2016年11月に訴訟資料が紛失した事件にも関与していたとする告発動画を公表。党中央政法委員会などが調査に乗り出した。

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