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詐欺から強盗へ凶悪化 「アポ電」に警戒呼びかけ

 東京都江東区東陽のマンションで殺害された加藤邦子さん(80)宅に事件前にかかってきたとされる「アポ電(アポイントメント電話)」は従来は特殊詐欺グループが相手の資産状況を探るために用いるとされてきたが、近年は凶悪な強盗事件にも悪用されるケースが全国で相次いでおり、警察当局はアポ電の続発地域や通話内容を公開するなど警戒を呼びかける。

 詐欺などで具体的な金額を要求する「本電話」の前触れとなるアポ電は「犯行予兆電話」とも呼ばれ、雑談で資産状況などを聞き出す「探り」や、親族や警察官を装って相手を信頼させる「だまし」などが該当する。「正式名称ではない」(警察庁関係者)が、特殊詐欺被害の拡大に伴い、数年前には手口分析の際の呼び名として警察内部で広く定着してきたという。

 アポ電後の犯行が詐欺から強盗へと凶悪化している背景について、警察幹部は「詐欺グループが現金の受け取りに失敗して手口を切り替えるほか、当初から強盗目的で電話をかけている可能性もある」とみる。

 平成29年11月に神奈川県秦野市の女性宅に2人組の男が押し入り、現金を奪った事件では数日前に警察官をかたる電話があった。大阪府門真市で昨年8月に発生した強盗事件では、犯人の男らが犯行時、「金の延べ棒はどこだ」と話すなど、アポ電で聞き出した内容をもとに押し入ったとみられている。

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