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アポ電容疑者、カメラと目撃「リレー」追跡

警視庁深川署に入る(左から)小松園竜飛容疑者、須江拓貴容疑者、酒井佑太容疑者=13日
警視庁深川署に入る(左から)小松園竜飛容疑者、須江拓貴容疑者、酒井佑太容疑者=13日
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 東京都江東区東陽で住人の無職、加藤邦子さん(80)が殺害された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された須江拓貴(すえ・ひろき)容疑者(22)ら3人を浮かび上がらせたのは、移動方向へ防犯カメラ画像をたどり、目撃情報などをつなぎ合わせて居場所を突き止める「リレー方式」の捜査だった。

 現場マンションの防犯カメラには、事件のあった2月28日午前11時ごろ、須江容疑者らとみられるマスクに黒ずくめの男3人が、1人ずつ時間差で入る様子が写っていた。約30分後、今度は3人一緒にエントランスから飛び出していく様子が写っていた。

 「黒ずくめの3人が所沢ナンバーの小さな車に飛び乗り、車を急発進させて木場方面へ向かった」。現場近くの飲食店の男性店主は、車で逃走する3人の姿を目撃していた。捜査本部は、この所沢ナンバーの軽乗用車が、通行記録などから神奈川県方面へ向かったのを確認。この間、3人が黒い服を着替えたことも判明した。その後もカメラ画像をたどるなどして須江容疑者らを特定した。

 こうしたリレー方式の捜査は昨年10月、ハロウィーン直前の渋谷センター街で軽トラックが横転させられた事件捜査でも活用した。当日は数万人の人出があったとみられるが、警視庁は現場から駅、駅から自宅など計約250台のカメラ画像や目撃情報をつなぎ、発生から約2週間で関与したとみられる15人を突き止めた。警察幹部は「犯人を追う主要なツールとして浸透しつつある」としている。

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