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アポ電強殺、防犯カメラで逃走車両追跡 全容解明へ

警視庁深川署に入る酒井佑太容疑者=13日、東京都江東区(萩原悠久人撮影)
警視庁深川署に入る酒井佑太容疑者=13日、東京都江東区(萩原悠久人撮影)
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 東京都江東区東陽のマンションで住人の無職、加藤邦子さん(80)が殺害された強盗殺人事件で、警視庁深川署捜査本部は逃走に使われた車両を防犯カメラ画像などで追跡し、実行犯とみられる須江拓貴(すえ・ひろき)容疑者(22)ら3人を特定した。特殊詐欺で使われる「アポ電(アポイントメント電話)」を応用した都内の一連の強盗事件には、他にも複数の人物が関与しているとみられ、捜査本部は全容解明を急ぐ。

 捜査本部はマンションの防犯カメラに写っていた黒い服にマスク姿の3人組がマンションを出た後、所沢ナンバーの軽乗用車に乗り込み、神奈川県内を走行していることなどを確認。捜査関係者によると、車は3人とは別の人物の名義で、3人が逃走中、着衣を着替えるなどしていたことも判明した。捜査本部は発覚を免れる目的があったとみて調べている。

 「『家にお金はありますか』と聞かれた」-。加藤邦子さんは事件前、知人男性に自宅にかかってきた不審な電話について相談していた。渋谷区で発生した2件の強盗事件でも、2日前に息子を装って現金の有無を尋ねる電話があった。

 こうしたアポ電は特殊詐欺グループが同窓会名簿や高額商品の購入者などのリストをもとに標的を定める際に用いるとされてきた。特殊詐欺では犯行の指示役、電話をかける「かけ子」、現金やカードを受け取る「受け子」など役割が細分化され、組織的な犯行が特徴だ。強盗事件でも同様に役割を分担している可能性があるとみられる。

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