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「2つの人格」どう判断 西成准看護師殺害14日判決

 2つの人格が存在

 公判は起訴内容に大筋で争いはなく、刑事責任能力の程度が大きな争点だ。

 オーイシ被告は精神鑑定で、多重人格が現れて記憶が抜け落ちる「解離性同一性障害」と診断された。担当した精神科医は公判で、オーイシ被告には「おとなしい」本来の人格と、「大胆で冷酷」な別の人格が存在すると指摘。事件当時は別の人格に支配されており、「行動を制止するのは難しかった」と述べた。

 こうしたことから、弁護側は、犯行当時は行動を制御する力が著しく減退していた疑いがあった、と主張。刑は軽くされるべきだと訴えている。

 検察側も鑑定結果に争いはない。ただ、ナイフを隠して岡田さん宅を訪問した▽急所の胸や腹を狙って刺した▽殺害後にシャワーを浴びた-といった合理的な行動を取っているとして、「善悪を判断し、行動をコントロールできていた」と主張、完全責任能力が認められると反論した。

 オーイシ被告は被告人質問で、殺害時の状況を「私に似た人が1回刺しているのを(自分が)上から見下ろしていた」とし、最終意見陳述では「悪いことをしたと思っていない。この場にいる意味がない」と述べた。こうした供述を、裁判員らはどう判断するだろうか。

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