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透析中止、計5人か 福生病院

東京都福生市の公立福生病院=8日午後
東京都福生市の公立福生病院=8日午後

 東京都福生(ふっさ)市の「公立福生病院」で昨年8月、腎臓病患者の女性=当時(44)=が人工透析治療中止を選び1週間後に死亡した問題で、80代の患者2人の透析を中止していたとみられることが13日、関係者への取材で分かった。透析を中止した患者は、昨年8月の女性のケースも含めて5人にのぼる可能性があるという。

 同病院では透析治療などを行う腎臓病総合医療センターを平成25年4月に開設。以降、20人の患者に透析治療を導入せず、すべて死亡したとされる。また、透析治療を中止した可能性がある5人のうち、女性を含めて4人が死亡したとの情報があり、透析中止に関する事実上のガイドラインとされる日本透析医学会の提言に沿った意思確認などが十分行われたのか、都は調査を進めている。

 昨年8月に死亡した女性をめぐっては、それまで行ってきた腕からの透析を継続できない状況だったとされ、同病院の外科医が(1)首から透析を受ける新たな方法(2)透析中止-の2択を示した。女性は透析中止を選び、16日に死亡した。女性は死亡前に、透析再開の意思を周囲に示していたとされる。

 女性が中止に同意して署名した文書には、中止に伴う死亡リスクが記されており、女性の夫や複数の病院関係者が立ち会っていた。病院側は十分な情報提供をした上で同意を得たと主張する一方、学会提言への不満も漏らしているという。

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