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見守り活動中の男性も死亡 千葉・野田3人死亡事故

事故現場を調べる県警の捜査員ら。中央奥が事故を起こしたワゴン車=13日、野田市(白杉有紗撮影)
事故現場を調べる県警の捜査員ら。中央奥が事故を起こしたワゴン車=13日、野田市(白杉有紗撮影)
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 千葉県野田市で13日、男女3人がワゴン車にはねられ、死亡する事故が起きた。近くの住民らによると、現場は事故の多い交差点として知られ、10年以上前に小学生の女児がはねられる重傷事故が起きたのを契機に信号機が設置されたという。事故が起きた午前7時半ごろは通学時間帯で、事故を目撃した女性は「通学中の小学生が10人以上いて、中には震えている子もいた」と話した。

 周辺住民らによると、死亡した同市柳沢の浜野哲夫さん(70)は自治会の役員で、通学する児童らの見守りのために立っていたとみられる。

 現場で倒れている浜野さんを発見した、同じ自治会の男性(70)によると、浜野さんは自治会役員を10年以上前から務めていた。現在は防災担当だったが、「事故現場の道が危ない」と平成29年5月ごろから自主的に子供の見守り活動を毎日登下校の時間帯に行っていたという。

 子供たちに名前を覚えられ、あいさつを交わすなど、慕われていた浜野さんは「子供の笑顔や声が糧だ」といつも話していたといい、男性は「なんとか助かってほしいと思い、近所の人たちと『大丈夫か』と声をかけた。亡くなったと連絡がきて本当に残念だ」と肩を落とした。

 事故を目撃し、ドライブレコーダーの映像を提供したという近所の主婦(56)は、「事故は一瞬のことで、バババーンというすごい音がした。(ワゴン車を運転していた容疑者に)『大丈夫ですか』と声をかけると、無言で首を縦に振り、意識ははっきりしている様子で車から降りてきた」と当時の状況を語った。

 近くに住む自営業の女性(48)は「ここは抜け道になっていて交通量やスピードを出している車が多い。今まで大事故が起きなかったことが不思議だった」と話した。

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