PR

ニュース 社会

猛反論、激やせ、高熱…ゴーン被告の108日間

ゴーン被告の勾留をめぐる検察と弁護側の応酬
ゴーン被告の勾留をめぐる検察と弁護側の応酬
その他の写真を見る(1/3枚)

 カルロス・ゴーン被告は逮捕されて以来、108日間を東京拘置所で過ごしてきた。取り調べでは東京地検特捜部検事の厳しい追及にも激しく反論。年末年始も調べは続き、疲労やストレスからか体調を崩した時期もあったが、一貫して無実を訴え、検察側と攻防を繰り広げた。

 「相変わらず元気を維持しているという印象だ」。最近のゴーン被告について、弁護人を務める弘中惇一郎弁護士はこう話した。

 ゴーン被告は昨年11月19日、レバノンから羽田に到着した直後、特捜部に任意同行を求められ、自身の役員報酬を過少に有価証券報告書に記載したとする金融商品取引法違反容疑で逮捕された。

 取り調べは厳しい追及で知られる検事が担当したが、ゴーン被告は時に検事を上回る激しい口調で猛反論。「名誉にかけて嘘の供述を認めるわけにいかない」と訴えた。

 東京拘置所では、フランスやレバノンなどの大使館関係者や弁護人が毎日のように訪れ、取り調べに割かれた時間は夕食を挟んで5時間前後。当初は「拘置所は寒い」と漏らすこともあったが、広さ3畳ほどの独房生活にも疲れた様子を見せていなかった。

 逮捕から約1カ月後の12月20日に、東京地裁が勾留延長を認めず、一時保釈される可能性が高まったが、翌日に会社法違反(特別背任)容疑で急遽(きゅうきょ)再逮捕され、年末年始も取り調べが行われた。

 今年1月8日には地裁で行われた勾留理由開示の手続きで、逮捕後初めて公の場に姿を見せ、「I am innocent(私は無実だ)」と熱弁を振るった。親族は「10キロほどやせた」といい、疲労からか翌日夜から一時、高熱を出して取り調べが中断した。

 1月11日の起訴後、2度の保釈請求が却下され、ベッドのある病室で勾留が続いた。接見禁止が解けた後の1月下旬には国内外の一部報道機関の取材に応じ、改めて潔白を主張。2月13日に新たな弁護人に弘中氏らを選任し、3回目の請求で保釈が認められた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ