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日産社員「今さら興味ない」、カリスマ拘束3カ月半

カルロス・ゴーン被告が保釈される瞬間をとらえようと、東京拘置所前には大勢の報道陣が詰めかけた=5日午後、東京都葛飾区(桐原正道撮影)
カルロス・ゴーン被告が保釈される瞬間をとらえようと、東京拘置所前には大勢の報道陣が詰めかけた=5日午後、東京都葛飾区(桐原正道撮影)

 カリスマ経営者の身柄拘束から約3カ月半。東京地裁は5日、これまで2度にわたって却下していた日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(64)の保釈請求を認める決定をした。否認の姿勢を崩していないゴーン被告だが、保釈後は、改めて疑惑への反論を口にするのか。それとも黙するのか。新たな展開を迎え、関係者らは事態の推移を見守った。

拘置所前「いよいよ」

 ゴーン被告が勾留されている東京・小菅の東京拘置所。「保釈」の瞬間を捉えようと報道陣が詰め掛け、塀の前には10段を超える脚立が何台も並んだ。

 これまで2度の請求は却下されたが、この日の3度目は一転して認められ、報道陣の緊張は一気に高まった。

 集まった記者らは100人以上。経営危機に陥った日産を立て直したゴーン被告の動向は、世界的にも注目を集め、海外メディアもカメラを構えた。「いよいよゴーン被告が出てくるのか」。付近の住民らも関心を示し、スマートフォンのカメラを門に向け固唾をのんだ。

弁護士は“自信”

 「早い段階で保釈決定が出て喜んでいる」

 ゴーン被告の弁護人、弘中惇一郎弁護士は、選任されて1カ月もたたないうちに保釈を実現させ、都内の事務所に集まった報道陣を前に自信をのぞかせた。

 弘中氏は過去、特捜部の手がけた事件を数多く担当し、検察側の主張の弱点を突く弁護姿勢から「カミソリ」や「無罪請負人」の異名を持つ。

 「他の弁護人とともに知恵を絞り、海外への逃亡や証拠隠滅があり得ないシステムを具体的に考えて示し、裁判所に評価していただいた」と語った。

 ゴーン被告の保釈にあたっては、監視カメラの設置や通信環境の制限された携帯電話の使用などが弁護側の申請に基づいて義務付けられた。

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