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和牛の受精卵持ち出しで男性宅捜索 大阪府警

 国外への持ち出しが禁止されている和牛の受精卵と精液を輸出検査を受けずに中国へ持ち出したとして、大阪府警が家畜伝染病予防法違反の疑いで、大阪府内の男性宅などを家宅捜索したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。農林水産省が1月に同法違反罪で男性を刑事告発していた。府警は男性から事情を聴き、持ち出した経緯などを調べている。

 捜査関係者や農水省によると、男性は昨年7月、船舶で和牛の受精卵と精液を中国に持ち出したが、中国当局から持ち込みを認められずに帰国。男性が大阪税関で申告し、日本が輸出を禁じているものであることが判明した。

 受精卵は細長い容器数百本に入れられ、液体窒素を充填(じゅうてん)した凍結試料搬送容器に保管されていた。男性は「知人に頼まれた。違法とは知らなかった」と話しているという。

 和牛は海外で人気が高く、日本の主な輸出農産品の一つ。受精卵や精液などが流出し海外で生産されると、国内畜産業が打撃を受ける可能性があり、農水省は全国の遺伝資源を管理する約1600施設について、管理方法や販売ルートを調査している。

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