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カワウソ密輸に特殊詐欺団関与か 日本向け闇取引が急増

 3日後、長安さんの元に2匹のカワウソの子供が持ち込まれたが、痩せており鳴くこともできないほど衰弱。もう1匹はすでに死んでいた。長安さんは警視庁に通報。取引を持ちかけた男らは外為法違反などの疑いで警視庁に摘発された。

 捜査関係者によると、カワウソをカフェに持ち込んだ男の携帯電話からは、過去に特殊詐欺団が使用していた番号の着信履歴が見つかった。密輸の背後に、特殊詐欺団が関与していた疑いが浮上。男らはカワウソの運び役や航空チケットの手配役など役割を分担して活動しており、組織的な犯行もうかがえる。

 捜査関係者は「一部の男は『荷物を運ぶだけ』などと指示されて報酬目当てに加担していた。密輸の手順を指示した黒幕がいるはずだ」と話しており、背後関係の解明を進めている。

【用語解説】ワシントン条約

 国際取引による野生生物の絶滅を防ぐため、1975年に発効した条約。絶滅の恐れが高い生き物は付属書1に記載し、商業目的の国際取引を禁止する。規制しなければ絶滅の恐れが高まる種は付属書2とし、輸出国の許可証の発行などを義務付ける。東南アジアには4種のカワウソが生息し、ユーラシアカワウソのみ付属書1に記載。コツメカワウソ、ビロードカワウソ、スマトラカワウソは付属書2となっている。

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