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昨年の茨城県内交通事故死122人 昭和33年以降最少

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 平成30年の茨城県内の交通事故死者数は122人で、60年前の昭和33年以降で最少だったことが県警のまとめで分かった。平成28、29年と2年連続で全国ワーストだった飲酒運転による交通事故死者数も6人で全国ワースト8位とワーストを脱却した。県警交通総務課は「死者数は減少したが、いずれもいまだに全国ワースト10位以内だ。喜ぶことはできない」と取り締まりを強める考えだ。

 同課によると、交通事故死者は前年よりも21人減少し、うち飲酒運転による事故死者は10人減少した。同課の担当者は「飲酒運転による交通事故の死者数がワーストと言われ続けたことから、道路利用者の意識が年々高まっているからではないか」と推測する。

 一方、交通指導課の調べでは、昨年の飲酒運転の摘発件数は2190件に上る。飲酒運転の摘発数に大幅な変化はなく、交通総務課の担当者は「事故による死者は減ったが、飲酒運転をしている人が減っていないことは、根本的な解決にならず大きな問題だ」と警戒を強める。交通指導課の担当者も「摘発数は氷山の一角だ。この数字以上に飲酒運転をしている人がいる可能性は極めて高い」と語る。

 県警は県内で飲食店を展開する企業と協定を結び、酒を提供する側にも飲酒運転に注意を払ってもらうほか、若い世代にも啓発活動を行ってもらうなど、さまざまな角度から飲酒運転の根絶を目指す。

 交通総務課の担当者は「今年は年間の死者数120人以下を目指して対策を講じていく」と話している。(永井大輔)

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