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保護者の体罰禁止、初条例案 東京都が公表

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昨年6月、船戸結愛ちゃんが暮らしていたアパートの前に供えられたぬいぐるみや花=東京都目黒区 (吉沢良太撮影)
昨年6月、船戸結愛ちゃんが暮らしていたアパートの前に供えられたぬいぐるみや花=東京都目黒区 (吉沢良太撮影)

 東京都は13日、児童虐待防止条例案を公表した。保護者による体罰禁止などを盛り込んでいるのが特徴で、都によると、保護者の体罰禁止規定は都道府県で初。一方、児童相談所(児相)が警察と虐待に関する情報をすべて共有する「全件共有」までは踏み込んでいないため、関連施策も含め、虐待防止に向けた実効性の担保が今後の課題になりそうだ。

 今月20日開会の都議会定例会に提出し、会期末の3月28日に成立する見込み。

 体罰を学校で禁止する規定が学校教育法にはあるが、民法との兼ね合いなどから家庭内で禁止する法律はない。都は条例で体罰のほか、暴言など「品位を傷つける形態による罰を与える」ことも禁じる。

 都は目黒区で昨年3月、両親から虐待されていた船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5)=が死亡した事件をきっかけに条例制定に着手した。事件では関係機関同士の連携不足などが指摘されたため、都条例案では児相間で的確な引き継ぎを実施することを求めているほか、未然防止に向けた区市町村の子育て施策への支援なども盛り込んだ。

 児童虐待防止に関する条例は埼玉や愛媛など9府県で施行されている。

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