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東京五輪疑惑、仏捜査のカギ握る「シンガポールの男」

 2008年に開催された北京五輪でパパマッサタ氏と親交を深めたとされるタン被告は、IAAF幹部と太いパイプを持つコンサルタントとして業界内で知られる。ディアク親子とともにIAAFの「特別なプロジェクト」に長年従事していたといい、パパマッサタ氏が拠点にしていたセネガルの首都ダカールにある会社「スポーティング・エイジ」の株主も務めていた。

 疑惑が表沙汰になった直後の2015年秋、タン被告はシンガポールの政府機関である「汚職行為調査機関(CPIB)」の聴取を受けたが、その際、2014年3月にBT社側からパパマッサタ氏側に送金した資金の目的について虚偽の証言を行った。その後、「パパマッサタ氏から嘘をつくよう命令された」と告白。CPIBの捜査員に偽の情報を流した罪で、今年1月、禁錮刑1週間の有罪判決を受けた。

 仏当局は、ディアク親子の銀行口座などを調べる過程で、五輪招致に成功した国が出所とみられる資金の証拠をつかんだ。

 2016年のリオデジャネイロ五輪招致では、パパマッサタ氏に200万ドル(約2億2千万円)が支払われたとされ、ブラジル当局は2017年10月、資金提供の仲介役を務めたブラジルオリンピック委員会のカルロス・ヌズマン元会長を起訴した。

 ブラジル有力紙は昨年5月、賄賂によって、IOC委員の「投票権4票を買収した」との関係者の証言を報道した。

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