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象印元副社長ら2人強殺の西口被告の死刑確定へ

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 堺市で平成23年、象印マホービン元副社長の尾崎宗秀(そうしゅう)さん=当時(84)=ら2人を殺害し、金品を奪ったとして強盗殺人などの罪に問われ1、2審で死刑判決を受けた無職、西口宗宏(むねひろ)被告(57)の上告審判決で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は12日、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。

 岡部裁判長は判決で「犯行は強固な殺意に基づく計画的なもので、殺害方法も冷酷というほかない。被害者に全く落ち度はなく、動機も身勝手で酌量の余地はない」と指摘した。

 1、2審判決によると、西口被告は23年11月、堺市南区の商業施設で、主婦の田村武子さん=同(67)=を車に押し込み、現金約30万円などを強奪して殺害。同12月には、堺市北区の尾崎さん宅に侵入し、約80万円などを奪った後、尾崎さんを殺害した。

 弁護側は「絞首刑は首が切断される可能性もあり、残虐で違憲だ」とも主張。1審大阪地裁堺支部の裁判員裁判では「死刑制度の是非」が争点となり、死刑執行に立ち会った経験のある元刑務官らの証人尋問など憲法論議が中心となる異例の経過をたどった。1審に続き、2審大阪高裁判決も死刑は合憲と判断したが、第3小法廷は、死刑制度が憲法の規定に違反しないことは過去の判例からも明らかとの判断を示した。

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