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消防施設取り壊し始まる 閖上、津波伝える姿消す

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取り壊しが始まった旧名取市消防署閖上出張所。奥は災害公営住宅=12日午前、宮城県名取市
取り壊しが始まった旧名取市消防署閖上出張所。奥は災害公営住宅=12日午前、宮城県名取市

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上地区で、流されず残っていた旧名取市消防署閖上出張所の取り壊しが12日、始まった。笹かまぼこで知られる水産加工会社「佐々直」の工場も昨年11月に解体され、地区で津波被害を伝える建物はほぼ姿を消す。

 市は1月から解体準備を進めており、12日、本格的解体に着手。大型重機がバリバリと大きな音を立て、煙を巻き上げながら2階の窓周辺の壁を崩した。4月には約500メートル内陸の造成された土地に再建される新しい出張所で、業務を再開する予定としている。 市消防本部の今野善樹総務課長補佐は「取り壊されるのは複雑な心境だが、新出張所を中心により強力な態勢で住民の安全に貢献したい」とコメントした。

 旧出張所は鉄筋コンクリート製2階建て。平成7年に建てられた。震災以降は市消防本部が閖上地区の業務を兼任していた。

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