女子大生遺棄の男、殺人容疑で再逮捕
東京都葛飾区の女子大学生の遺体が茨城県神栖市で見つかった事件で、警視庁捜査1課は10日、殺人の疑いで神栖市深芝南、無職、広瀬晃一容疑者(35)を再逮捕した。容疑を認め「車内で助手席に座った女子大学生の口をふさいだ」と供述している。
捜査1課によると、広瀬容疑者は「『何をするんだ』と声を上げられたが、やった」と説明。動機については「黙秘する」としている。
逮捕容疑は昨年11月20日ごろ、神栖市須田の農道に止めた車内で口や鼻をふさぐなどして日本薬科大1年の菊池捺未さん=当時(18)=を窒息死させた疑い。
捜査関係者によると、2人は海外の会社が運営する通信アプリで知り合ったとみられる。広瀬容疑者は20日午後6時ごろ、自宅アパート近くにあるコンビニ周辺で菊池さんと初めて会い、車でアパートへ移動。再び車に乗せて数キロ先の畑に置き去りにしたが、菊池さんは午後8時ごろに自力で戻った。