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千年希望の丘女性殺害事件公判 複数の証人を同時に尋問

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 東日本大震災の犠牲者を慰霊する「千年希望の丘」(宮城県岩沼市)近くの空き地で交際していた仙台市太白区の無職、高松瑞絵さん(54)を乗用車でひいて殺害したとして、殺人罪に問われた同県塩釜市のバス運転手、中川済治被告(57)の裁判員裁判第6回公判が8日、仙台地裁(江口和伸裁判長)で開かれた。複数の証人を同時に尋問する「対質(たいしつ)」形式で証人尋問が行われた。

 争点は中川被告の車の底部から採取された衣服の繊維が、高松さんが事件当日着用していたものと同じものかどうか。

 検察側証人として、繊維を鑑定した県警科捜研職員ら2人、弁護側証人として法科学の専門家1人の計3人が証言台に並んだ。

 検察側証人は「鑑定で2つの繊維がともにポリエステル製であるとわかり、両方からチタンが検出された」と証言。「採取された繊維と高松さんの衣服の繊維からは同じ物質が検出されている。色、形状、材質も一致していることから同様のものだ」と述べた。

 弁護側証人は「繊維がポリエステル製であればチタンが検出されるのはごく一般的なこと」などと証言。「検察側の鑑定は2つの繊維が同材質であることなどを表したに過ぎず、繊維が高松さんの衣服のものといえるか懐疑的」とした。

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