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埼玉の強殺「違法な訴訟指揮」 高裁、審理差し戻し

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 借金返済を免れるために知人の男性を殺害したとして強盗殺人罪などに問われた不動産コンサルタント、宮口義弘被告(59)の控訴審判決で、東京高裁は8日、1審の訴訟指揮に違法な点があったとして、懲役10年の1審裁判員裁判判決を破棄し、審理をさいたま地裁に差し戻した。

 昨年2月の1審判決は、被告に共犯者がいた可能性が否定できないとして、単独か氏名不詳者との共謀による犯行と認定。殺意を認めず、傷害致死罪を適用した。

 高裁の栃木力裁判長は、1審の裁判官が証拠調べ終了後、検察官に単独または氏名不詳者との共謀による犯行とするよう訴因の変更を促した上で、変更を許可した一方、弁護人の弁論再開請求を却下したと指摘。「弁護人の反証の機会を奪うもので、極めて不当。訴訟指揮は違法で、判決は破棄を免れない」と述べた。

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