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中国、またガス田試掘の疑い 東シナ海 先月、開発加速の恐れ

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 東シナ海の日中中間線付近で一方的なガス田開発を進める中国が昨年9月から「移動式掘削船(リグ)」を投入し、海底資源を試掘している問題で、中国側が今年1月、リグを移動して新たな試掘に着手した疑いがあることが6日、分かった。中国は既に16基の永続的な採掘施設を設置しているが、リグはその周辺で長期間活動。試掘は日本政府の再三の抗議を無視して進められており、政府は17基目の永続的施設の新設に向け開発を加速させる恐れがあるとみている。

 外務省によると、問題のリグは「H.Y.S.Y.(海洋石油)942」。昨年9月下旬に日中中間線付近の中国側で確認され、間もなく試掘が始まった。11月中旬には南南西へ約120キロ移動し別の試掘に着手。インターネットで公開される船舶自動識別装置(AIS)の記録では、今年1月26日ごろから海域を数キロ移してとどまり、新たな試掘を始めた可能性がある。

 活動中のリグは、深さが百数十メートル程度の海域を掘削するのに適したタイプとされる。過去の同型投入時に比べ(1)試掘場所が次々と移動(2)活動が長期化-との特徴があるとみられる。移動した海域は日中中間線付近の中国側に沿い、中国が置く16基の永続的採掘施設がある。資源埋蔵状況を精査している可能性もある。

 中国は昨年、作業の最大水深が約600メートルで、船体の安定性も高いとされる新たなリグをガス田周辺に初投入するなど、開発の動きを活発化させている。

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