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「受け子」摘発へ 警察署がタクシー会社と連携 兵庫

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「受け子」摘発に向けて垂水署と連携する「山陽タクシー」の車内=神戸市垂水区
「受け子」摘発に向けて垂水署と連携する「山陽タクシー」の車内=神戸市垂水区

 相次ぐ特殊詐欺の被害を防ごうと、兵庫県警垂水署はタクシー会社と連携し、被害者宅に現金などを受け取りに行く「受け子」を摘発する取り組みを始めた。県内の警察署では初の取り組みで、同署は「被害に遭う人を一人でも減らせるよう全力を尽くしたい」と意気込んでいる。

 同署によると、管内では昨年に28件の特殊詐欺被害が発生。被害額は約7000万円に上り、県内の警察署で8番目だった。特殊詐欺では「受け子」が移動にタクシーを使用する場合が多いことから、同署は神戸市垂水区を中心に営業するタクシー会社「山陽タクシー」に協力を依頼した。

 取り組みでは、高齢者らから「不審な電話があった」などの通報を受けると、山陽タクシーの指令室を通じ、車内のカーナビの画面に警戒を呼びかける表示を行う。運転手は「スーツの着こなしが不自然」「何軒も家をまわる」など、「受け子」と思われる不審な人物が乗車すると、同署に無線で通報。署員が現場に駆けつけることで早期の摘発につなげる。

 また、タクシーの助手席の後ろに「特殊詐欺を許さない」などと書かれたステッカーを貼り、乗客への啓発も行う。北尾祐一副署長(52)は「地域が一体となって被害を防ぎたい。しっかりと効果を出し、取り組みが県内に広がれば」と話し、同社の伊東正博社長(55)は「地域の役に立てるよう、できることから協力していきたい」と力を込めた。

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