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新たな自動車盗手口「リレーアタック」を国内で初確認

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リレーアタックの手口
リレーアタックの手口

 鍵穴に差し込まなくても車のドアを解錠したりエンジンをかけられる「スマートキー」の機能を悪用した自動車盗の新手口が、国内で確認された。特殊な機器を使い車から出る微弱な電波を増幅させ、離れた場所にある鍵まで電波を中継(リレー)して解錠する「リレーアタック」と呼ばれる手口。専門家は「すでに被害が拡大している可能性がある」と注意を呼び掛けている。

 5秒で解錠

 昨年9月下旬、大阪府東大阪市内の民家。深夜に白いマスク姿の男がアンテナの付いた機械を民家に向けると、ガレージにとめられたトヨタの高級車「レクサス」のハザードランプが点滅した。防犯カメラには車のドア付近にもう1人の姿が写っており、解錠までわずか5秒ほどだった。

 車の所有者の男性(37)によると、車の鍵は自宅2階のリビングに置かれており、車との距離は約10メートル。犯人はエンジンの始動に失敗するなどして逃走したが、男性は「怒りよりも、こんな簡単に盗まれるのか、という驚きの方が大きい」と話した。

 スマートキーは、車から出る微弱な電波を鍵が受信し、鍵から発信される電波と一致すればドアが解錠され、鍵穴に差し込まなくても始動ボタンを押せばエンジンがかかる仕組みだ。

 男らが行ったリレーアタックは、まず1人が車から出る電波を特殊な機械で増幅させ、もう1人が鍵が保管されている家のそばで増幅された車の電波を「中継」し受信。車に「鍵が近くにある」と誤認させ、解錠するというもの。欧米では数年前から被害が出ているが、警察庁によると、これまでに国内で被害の発生は確認されていなかった。

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