PR

ニュース 社会

振り込め詐欺、資産探る「アポ電」巧妙化 強盗でも

 振り込め詐欺グループなどが、被害者の個人情報を調べる目的で事前にかける「アポ電(アポイントメント電話)」の手口が巧妙化し、増加している。詐欺だけでなく、11日に東京都渋谷区の高齢夫婦が現金約2千万円を奪われた強盗致傷事件でも、息子を装って自宅にある現金の額を聞き出す電話があった。

 捜査関係者は「アポ電は事件の前兆」と指摘。渋谷の事件を受け、「強盗の手口としては新しい。こうしたケースが増えるのではないか」と懸念している。

 11日の強盗致傷事件は渋谷区初台の住宅で未明に発生。覆面をした男ら3人が90代の夫と80代の妻を縛り、現金と貴金属を奪って逃走した。夫は殴られて軽傷を負った。

 捜査関係者によると、夫婦宅には2日前、「病気になったのでお金が必要」と息子を装った電話があった。自宅に現金があることを伝えた後、息子ではないと気付いたという。「アポ電」とみられ、このときの情報を基に狙われた可能性がある。

 警視庁によると、振り込め詐欺での「アポ電」は、資産のほか、家族構成や在宅状況の確認が多い。件数も増加しており、「アポ電」を含む不審電話の届け出は2018年1~11月、都内で3万件を超え、16年の1年間と比べ2倍以上となった。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ