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籠池夫妻の初公判は3月6日 大阪地裁

籠池泰典被告
籠池泰典被告

 学校法人「森友学園」(大阪市)が国や大阪府、市の補助金を不正受給したとされる事件で、大阪地裁(野口卓志裁判長)は25日、詐欺罪などに問われた学園前理事長の籠池泰典被告(65)と妻の諄子被告(62)に対する初公判を3月6日に指定した。

 裁判所と検察側、弁護側が協議して裁判で取り扱う証拠や争点を整理し、公判のスケジュールを決める非公開の手続き「公判前整理手続き」の第7回目が25日に開かれ、決まった。公判前整理手続きは平成29年11月から約1年2カ月にわたって開かれていた。

 起訴状によると、両被告は、同府豊中市で開校予定だった小学校建設の際に、過大な工事見積もり額を記載した申請書を提出し、国から補助金約5600万円をだまし取ったほか、当時、籠池被告が園長、諄子被告が副園長を務めていた「塚本幼稚園」(大阪市)などが、障害などで特別な支援が必要な「要支援児」を受け入れているなどと偽り、大阪府と大阪市から補助金計約1億2千万円をだまし取ったとされる。

 関係者によると、籠池被告は国の補助金詐取の起訴内容を全面的に否認し、府市の補助金詐取については被害額や事実の一部を争う方針。諄子被告はいずれも無罪主張するとみられる。

 両被告は、29年7月に詐欺容疑で逮捕され、約10カ月間勾留された後、昨年5月に計1500万円の保釈保証金を納めて保釈された。保釈後の会見で、籠池被告は、「国策捜査だと認識している」として検察の捜査を非難。自身の起訴事実については触れなかったものの、諄子被告の起訴事実については「冤罪だ」と主張していた。

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