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男児殺害、再審認めず 懲役17年受刑者に高裁

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愛知県豊川市の男児殺害事件で田辺雅樹受刑者の再審請求を棄却する決定が出され、名古屋高裁前で取材に応じる後藤昌弘弁護団長(中央)ら=25日午前
愛知県豊川市の男児殺害事件で田辺雅樹受刑者の再審請求を棄却する決定が出され、名古屋高裁前で取材に応じる後藤昌弘弁護団長(中央)ら=25日午前

 愛知県豊川市で平成14年、当時1歳10カ月の村瀬翔ちゃんを車から連れ去り、海に落とし殺害したとして、殺人と未成年者略取の罪で懲役17年が確定した田辺(旧姓河瀬)雅樹受刑者(51)が申し立てた再審請求について、名古屋高裁(山口裕之裁判長)は25日、請求棄却の決定をした。

 田辺受刑者は捜査段階で自白、公判では一貫して無罪を主張した。犯行を裏付ける直接的な物証や目撃証言はなく、名古屋地裁は18年1月、「自白の内容は不自然」と無罪にしたが、19年7月の名古屋高裁は「根幹部分は信用できる」と判断。最高裁が20年9月に上告を棄却し、確定した。

 28年7月に再審請求した。弁護団は田辺受刑者の軽乗用車を目撃したとする証言などを疑問視。遺体が見つかった現場付近の潮流について海保当局が作成した予測図を検証したり、車のシートからどの程度遺留物が検出されるか実験したりした結果を新証拠として提出し、「自白と客観的事実に矛盾がある」と主張した。

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