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容疑者の暴力を県警に複数回相談 死亡女性、事件当日の夜も 埼玉切り付け

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鳥山裕哉容疑者の自宅を家宅捜索し、押収物を運び出す埼玉県警の捜査員=24日午後、前橋市
鳥山裕哉容疑者の自宅を家宅捜索し、押収物を運び出す埼玉県警の捜査員=24日午後、前橋市

 さいたま市大宮区で23日夜に起きた女性会社員殺害事件で、被害者の金井貴美香さん(22)=埼玉県春日部市=が昨年9月以降、殺人未遂容疑で逮捕された前橋市道路管理課の技師、鳥山裕哉(ゆうや)容疑者(25)の暴力などを埼玉県警に複数回相談していたことが24日、県警への取材で分かった。事件当日の夜も被害届提出の相談をする予定だった。

 埼玉県警は24日、鳥山容疑者の自宅を家宅捜索。鳥山容疑者は金井さんと交際していたという。容疑を認め「(金井さんを)待って刺した」と供述しており、県警は容疑を殺人に切り替え、2人の間に交際をめぐるトラブルがあったとみて動機を調べる。

 県警によると、昨年9月中旬、金井さんの父親から「娘が暴力を振るわれている」と110番通報があり、県警は交際相手の鳥山容疑者に対し、金井さんに危害を加えたり、連絡を取ったりしないよう口頭で注意。「鳥山容疑者は素直に受け入れた」という。

 その後も県警は金井さんと定期的に連絡を取っていたが、12月上旬になって金井さんから「元彼が自宅に来ているようだ」と、自宅を管轄する春日部署の交番に相談があった。事件前日の22日には金井さんの父親から同署に「再び暴力を振るわれている」との電話があり、23日夜に金井さんも交えて被害届の提出について相談する予定だった。

 県警は「相談があるごとに被害者と被害者の親に対応してきた」と説明。23日夜に予定していた被害届の相談について、鳥山容疑者が事前に把握していたかも含めて調べている。

 逮捕容疑は23日午後6時ごろ、大宮区宮町のビル5階通路で、持っていた刃渡り約20センチの包丁で金井さんの首を切り付け殺害しようとしたとしている。

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